| ★ ★スクオール・メドウ ★ ★ |
|
メドウとはワイルドフラワーの咲き乱れる草原のこと。 別の日、インディアンの聖地と言われるパンサー・メドウにに行ってみた。そこには清らかな小川が流れている。 直接手を触れてはいけないとされるほど神聖とされている川。ところが、数週間前、誰かが、どういうわけか、死んだ人の灰をそこに流してしまい、川が汚染されてしまったのだそうだ。それで、今はこの川の水を飲んではいけないとのこと。(みなさん、聖地に遺灰を撒くことはやめましょうね） パンサー・メドウよりももっと奥に美しい場所があると現地の人の口コミから、スクオール・メドウに行ってみることにした。 山をもっと上って、トレイルの通りに行けば着けるというので、山を上り始める。  出発地点。車でここまで上がってきた。   一休みの演奏ポイント。向かいの岩の上のリスが演奏中ずっと手を合わせてこちらを向いて聴いていた。かわいい。  峰を上ったところで別ルートから来た二人づれの女性に出会う。彼女らはグリーンピュット（緑峰）を目指してハイキングにきたそうだ。マップを持っていて、スクオール・メドウはこっちの方角ではないと教えてくれた。 私の向かうスクオール・メドウはグリーンピュット（緑峰）ではなく、レッドビュット（赤峰）の方角のようだ。 ともかく、その上でいっしょにお昼を食べましょうということになり、ランチをごいっしょする。 ルートが間違っていたことがわかったので、その後、彼女らと別れ、レッドビュットを目指して一気に斜めに横切る。やっと正しいルートに。 ほんとうに、トレイルの入り口にも道中にも一切サインがないから、少々不安になるが、人の足跡がたくさんついているから、大丈夫だろう。  道中、右にレッドビュット（赤峰）、左にシャスタ山を見ながら行く谷のような場所は何か不思議な空間だ。   野草が咲き乱れていて、美しい。 下の方は巻き毛のタンポポのような植物がいっぱい。おいしい水を発見。 その後、杉の森を抜けたところにスクオール・メドウがあった。  ウォーターフォール、咲き乱れる野草、吹き抜ける風、そびえる山、とりまく木々、清い小川、休息を提供してくれる石たち、、 この上なく清らかな場所です。 |
| ★ ★キャッスル・クラッグ ★ ★ |
|
この光景に会ったときには、ほんとうに驚きました。 キャッスルクラッグは「賢者たちの岩」と呼ばれていて、私たちのとはちがう文明のときから存在するらしいです。 写真ではわからないかもしれないけれど、この巨大な岩を目の当たりにしたとき 「なんじゃ〜これは〜！」 腰を抜かしそうになりました。 何か、ホント次元が違う感じがするのです。  あーびっくりした！ |
| ★ ★プルート・ケイブ★ ★ |
 無人地帯の砂漠をひとり車で走っていると何か違う惑星に来てしまったかのような不思議な感覚に陥る。 ケイブの入り口はかなりわかりずらいとガイドブックに書いてあったが、相当注意しながら走っていて、それでも３回も車で通り過ぎてしまった。わかりずらい。 車では絶対に見落とすような小さなサイン。 現地の人たちはここが観光地化するのを好まないため、知っている人しか来れないように、わざとそのようにしているらしい。  車をとめて、しばらく徒歩で歩きやっとここまで目印の岩山に辿り着く。 ほんとうに何のサインもない。 私は特別なガイドブックを持っていたのでなんとか辿り着けたが、これがなかったらぜったいに辿りつけないだろう。遠くに見えるのがシャスタ山。  洞窟の入り口。まるで黄泉への入り口のよう。入るの恐い。  洞穴内は岩がごろごろして足場が悪く危険。懐中電灯を持っておそるおそる進む。 第４の洞穴まで進んだところで引き返すと  闇を照らす光の筋。なんて美しい。おもわず駆け寄る。  光の方へ駆け寄って上を見上げる。 するとその瞬間、白い鳥が穴の外へと飛び立っていった。光の方へ。 暗い闇の中に彷徨っていた魂が解放されたかのように、、。  さあ、外界へ。 |
| ★ ★キャッスル・レイク★ ★ |
|
泊まっていた宿の朝食時、朝食の時間が終わるまぎわだったので、ダイニングルームには、私ともう一人年配の女性だけがいました。だから偶然、その人と話しをしたのでした。 すると、なんと、その人も私と同じようにミュージシャンだったのです。しかも彼女はクラリネット奏者でそのダンナ様はサンフランシスコに住むジャズフルート奏者だというから、これも粋な偶然でおもしろい！ 彼女は、ふだんはサンフランシスコに住んでいるが、マクラウドに週末の家、コテージハウスを作ろうとしている最中で、それでシャスタのこの宿に泊まっていたのだそうです。 その女性が「キャッスル・レイク行った？それはとても信じられないくらい美しいわよ。」と言うので、その日はキャッスルレイクに行く事にしました。 左は人工の湖（マクラウド湖）、そして右は天然の湖（キャッスルレイク）です。 山を上って行き、天然の湖を見たとき、その美しさに心がほっと一息ついたような気がしました。 （そんな音楽ができたらいいな、、とも思いました。） キラキラ。光の乱舞が続きます。 人工の湖 天然の湖   道中、山の全景を見渡すポイント 
|
| ★ ★カザデロの森★ ★ |
 これはシャスタではありませんが、カメラマンのエリックがカリフォルニアはカザデロでの私の写真を送ってくれたので その中のお気に入り一枚でしめましょう。森と川と風を感じての演奏です。 |
他の紀行文を読む
MUSIC SATELLITE ホームページへ戻る