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(24）ローリングストーンズ（回り続ける石）のように
さて、私が帰国の途につくちょうどその日は、ここリオでは、史上最大のコンサートともいわれる ローリングストーンズの無料野外コンサートがコパカバーナの海岸で行われる日でもありました。 海岸に大きなステージがつくられ、街行くどのバスにも、Rolling Stones との文字が貼ってあります。道行く人は、ストーンズグッズを持ち、街はストーンズ一色というかんじ。 すでに交通規制もはじまって、これから大変なことになりそうです。* 注） 後の報道によると１5０万人（ほんまかいな！？）もの観客が集まったとか。。 警備員の数だけでも6000人というから、とんでもない規模のコンサートにまちがいありません。  （ローリングストーンズ公演＠コパカバーナ海岸） 街が大変なことになる前に、私はタクシーで空港へ。 空港でチェックインを済ませると、マルコと彼のガールフレンドが見送りにやってきました。 「まだ、ほかに渡したいものがあったんだ。」 マルコは自分の作ったショーロ集（譜面）を手渡しに来てくれたのでした。 マルコのガールフレンドが言いました。 「私の小さな甥っこが、あなたのCDの大ファンになっちゃったのよ。あなたの音楽で踊ってるわよ。」 「アハハ。その甥っこ君にもよろしく。ふたりとも、また会えるときまで元気でね！」 彼らに手をふり、２週間のブラジル滞在を終え、私は、日本への なが〜〜い帰国の旅についたのでした。 ローリングストーンズも、この巨大なリオ、ブラジル公演の後、公演で日本へ向かうとのことでした。 おじいちゃんになってもかっこ良く現役を続けるローリングストーンズのように、私も末なが〜く活動していきたいね。 * * * そう、、、 グルービーに回りつづけてる石には、垢も苔もつかないのさ。 年？老い？そんなもの、 俺の石（意思）には関係ないことさ。 俺の意思はそんなヤワじゃないのさ。 Rock & Roll 回り続けよう。Yeah!! （Rolling Stones になりきって） （06年 ブラジル紀行 全２４話、これにて、お・わ・り！） バックナンバー
（１）ショーロの家 |